ステーションビル歯科の院内感染予防の取り組み
当院は日常から医療の技術向上から新型コロナウイルスを含む感染管理を定期的に見直しながら設備の導入やスタッフ教育をするとともに、自費診療と保険診療の両治療においてこの基準を満たすべく日々努力をしております。
新型コロナウイルスは未知のウイルスといわれており、まだわからない事が多いと言われています。またその感染状況も少しづつ変化をしながら経過しているようです。
従って常に新しい専門性の高い知識と根拠に基づいた感染対策が必要なことは言うまでもありません。
そして定期的に院内の感染の取り組みを見直していかなければなりません。
今後起こりうる第二波第三波に備えて十分な知識と設備をもって皆さまに安心・安全を提供できるものと確信しております。
顔認証システムによる体温測定
ステーションビル歯科ではこの度、急ピッチで各医院にAI顔認証体温測定システムの設置をおこない完了しました。
従来のガンタイプの測定器と違って非接触型のデスペンサーなのでスタッフとの向き合いによるお互いのリスクも完全に無くすことができ且つスピーディーです。
患者さまに安心して通院してもらう客観的な手段としては最適な設備といえます。
もちろんスタッフも出勤時と退勤時に検温をおこなうことで自己管理を継続しています。
ステーションビル歯科 安心・安全対策
クラスB高性能滅菌器(オートクレーブ)の導入
一般的に国内で使用されている滅菌器はクラスNで、滅菌する器具の種類によっては不十分な滅菌になる可能性があります。
当院で使用している高性能滅菌器は、クラスBと呼ばれる機器で世界最高峰である欧州の滅菌基準をクリアした滅菌器で新型コロナウイルスよりも強いウイルスに対しても当然有効です。
滅菌器は通常上位クラスからBクラス→Sクラス→Nクラスとランク分けされています。
このクラスB滅菌器は中を真空状態にして滅菌をおこなうことで、ハンドピースや手術の機器などの複雑な形状でいままで不確実だった種類の滅菌も確実な滅菌が可能となりました。
医療用高圧洗浄器(ミーレジェットウォッシャー)の導入
滅菌器と高圧洗浄器のコラボレーションの実力
ミーレジェットウォッシャーの高圧洗浄で器具の汚れの付着などを徹底除去した後、クラスBオートクレーブLISAで滅菌します。
LISA滅菌器の弱点である目にも見えない器具の付着物をミーレジェットウォッシャーが完全除去をするので最強のコンビということがいえます。
ステーションビル歯科で使用する器具はこの二つの最先端の機械を通ぬけて、滅菌パックされ治療時に患者さまの目の前で開封されます。
現在日本で考えられる最先端の滅菌・衛生管理ということが言えます。
ハンドピース専用高圧オイル洗浄器の導入
処置時に使用するドリルでもあるハンドピースの洗浄はスタッフがスプレー缶でおこなうことが一般的ですが、高圧オイル洗浄器では約120°に加熱された専用オイルの中にハンドピースを浸すことにより、複雑なハンドピースの隅々まで高圧オイルが行き渡り、器具の殺菌洗浄が確実におこなえます。
この作業を患者さん毎におこなっております。
治療器具も滅菌パックにて管理
開業時の頃から、医療用グローブやエプロン・コップなどは使い捨て(ディスポーサブル)の製品を使用しています。
- 完全滅菌パックの診療器具セットを患者さまの目の前で開封。診療で使用するまでの間の感染リスクを排除
- コップ、エプロン等はディスポーザブル(使い捨て)器具の再使用による院内感染を予防しています。これからもディスポーザブル可能なった器材は、どんどん採用していきます。
- 当院では土足のフロアにしています。他人のはいたスリッパを履きたくないにお応えしました。
- スタッフは使い捨てグローブ着用と手洗いを励行。スタッフ全員が清潔域と不潔域の考え方を徹底し、スタッフの手からの感染を予防します。
- 環境にも配慮しています。一般ゴミとは別に、医療廃棄物は、専門の業者に処理を委託し、環境にもやさしい安全な病院を目指しています。
見せる!ことによる本当の安心・安全!
ステーションビル歯科では消毒滅菌コーナーを、あえて医院の中心部に配置して患者さまからも見えるようにしました。
「安全への関心が高まる中、来院される全ての患者さまに対して医療の安全」を見せて安心に変えていくために・・・。
一般的には比較的患者さまの視界には入ることのない消毒滅菌コーナーをあえて見せることにより、自分の診療時に使われる機材道具が、どれだけ清潔で安全であるかを見てもらい、患者さまの「安心」に繋げて頂くことを優先しました。
安心して豊かな食生活を歩んでもらう!
人それぞれに歯科治療に対しての価値観は多種多様ですが、当院が目指す歯科医院の形は
「全ての患者さまと誠実に向き合い、ゆるぎない信頼を築く」
「豊かな食生活を歩んでもらう」
ことであります。
いつまでも健康的においしく食事をとれるように・・そんな関わりを持ちたいと思っています。
今回の新型コロナウイルスが収束したあと歯科治療に対する価値観が大きく変わる時がくるかもしれません。
どんな時代が訪れても「食生活は豊かであって欲しい!」と願います。